先日、大学院の先輩で、根管治療専門医の先輩である林洋介先生の
ペンシルベニア大学歯内療法学講座インターナショナルプログラム
修了記念特別講演がありました。
昨年から何度か、キム先生は来日して講演して下さいます。
常に、海外の新しい情報に耳を傾け、取捨選択し
普段の治療に取り入れていかなければならないと考えさせられます。
わずかでもいいから、少しずつ進歩していきたいですね。
最後に講演終了後のキム先生との写真
今年のAAE(米国歯内療法学会)には参加したいなぁ。
坂上 斉
先日、大学院の先輩で、根管治療専門医の先輩である林洋介先生の
ペンシルベニア大学歯内療法学講座インターナショナルプログラム
修了記念特別講演がありました。
昨年から何度か、キム先生は来日して講演して下さいます。
常に、海外の新しい情報に耳を傾け、取捨選択し
普段の治療に取り入れていかなければならないと考えさせられます。
わずかでもいいから、少しずつ進歩していきたいですね。
最後に講演終了後のキム先生との写真
今年のAAE(米国歯内療法学会)には参加したいなぁ。
坂上 斉
治療前 | 治療後 |
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術前レントゲン写真 | 根管充填後3か月 |
歯ぐきが腫れてきたため、近くの歯医者さんに行ったところ、「歯を抜くしかない」と言われ、歯を残したいとのことで根管治療専門の当院にご来院頂きました。
初診時には、左下の6番目の歯は外側に、7番目の歯は内側に、腫れやウミの出口がありました。さらに6番目の歯には根管治療で用いる器具が残っておりました(レントゲン写真①)。当院でも難しい処置となり、抜歯となる可能性もありましたが、患者さんと相談し歯を残す方法を試みることとしました。
治療前 | 治療後 |
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術前レントゲン写真 | 根管充填後1年9か月レントゲン写真 |
患者さんは近くの歯医者さんで「悪い歯を抜いてインプラントにします」と言われたそうです。
一番奥の歯はきれいな被せものが被っていますが、歯ぐきが腫れています。ウミの出口のようなものもあります。
レントゲン写真で見ても、根の先に黒い影があります。この部分は骨が溶けているので、黒く透けて見えます。一本手前の歯はインプラントでした。この歯も抜いてインプラントにした方がよいのでしょうか。インプラント治療はよい選択肢だと思いますが、今回は患者さんと相談し、歯の根の治療により改善する見込みが少しあるかもしれないと判断して、処置を開始しました。
日付: 2015年3月16日 カテゴリ:講演会