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お知らせ

第23回歯科医学会総会に参加してきました。

10/23(日)はクリニックを休診にさせていただいて、
福岡で開催された第23回歯科医学会総会に参加してきました。

午前中には大学院img_2523の同期で
広島県で歯内療法専門医(根管治療を専門としている先生)として開業している
吉岡俊彦先生がメインホールで講演していました。
ベテランの先生方に交じって、理論に基づいた
非常にしっかりしたご講演をされていました。
テーマがマイクロスコープでしたので、
多くの症例の動画も出てきました。
当院でも治療の際のマイクロスコープの動画を

治療後に患者さん説明用に見ていただいております。
治療の動画は、何をどのようにやったか、
非常にわかりやすいと思います。
少し生々しい時もありますが・・・
Patient scared of dental procedure

また午後には、
根管治療の未来についてのシンポジウムがあり、
海外からいらした著名な先生がご講演しておりました。
img_2550
Shimon Friedman先生
根管治療の経過についての研究などが有名な先生です。

今回は、根管治療を行う際の歯の切削量を少なくする方法について
ご自身の研究をもとに、ご講演くださいました。
新しいトピックで、今回持参してくださったデータは
2週間前のデータもあったとのことです。
このテーマでのプレゼンテーションは初だったそうで、
非常に勉強になり、今後の臨床にも生かせそうな内容でした。
dental technician

クリニックを休診にさせていただき
患者さんにはご迷惑をお掛けし申し訳ございません。
また、次の日曜日にも講演会があり休診とさせて頂きますが、
私の技術、知識の向上、
および日本の根管治療のレベルアップのため
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。

世田谷区二子玉川の根管治療専門医院
坂上デンタルオフィス
坂上 斉

根管治療 専門医院:坂上デンタルクリニック5つの特徴

 

難しい治療も対応可能です。

治療例:他医院で抜歯と診断されたが抜歯を回避できた症例

治療前 治療後
術前レントゲン写真 根管充填後3か月
治療内容について

歯ぐきが腫れてきたため、近くの歯医者さんに行ったところ、「歯を抜くしかない」と言われ、歯を残したいとのことで根管治療専門の当院にご来院頂きました。

初診時には、左下の6番目の歯は外側に、7番目の歯は内側に、腫れやウミの出口がありました。さらに6番目の歯には根管治療で用いる器具が残っておりました(レントゲン写真①)。当院でも難しい処置となり、抜歯となる可能性もありましたが、患者さんと相談し歯を残す方法を試みることとしました。

歯を残す治療を詳しく見る

 

治療例:大臼歯 インプラントに隣接した歯に対して根の治療を行い、抜歯が回避できた症例

治療前 治療後
術前レントゲン写真 根管充填後1年9か月レントゲン写真
治療内容について

患者さんは近くの歯医者さんで「悪い歯を抜いてインプラントにします」と言われたそうです。
一番奥の歯はきれいな被せものが被っていますが、歯ぐきが腫れています。ウミの出口のようなものもあります。
レントゲン写真で見ても、根の先に黒い影があります。この部分は骨が溶けているので、黒く透けて見えます。一本手前の歯はインプラントでした。この歯も抜いてインプラントにした方がよいのでしょうか。インプラント治療はよい選択肢だと思いますが、今回は患者さんと相談し、歯の根の治療により改善する見込みが少しあるかもしれないと判断して、処置を開始しました。

根の治療の流れを詳しく見る

根管治療専門医のよる安心の根管治療【坂上デンタルオフィス】

日付:   カテゴリ:学会, 根管治療, 院長ブログ