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お知らせ

痛くない治療のために

先日、治療を行うために麻酔をしたところ、患者様から
「自費治療では麻酔の薬も違うの?」とご質問を頂きました。
当院では一般的な麻酔薬を使用しており、
どこの歯科医院にもあるような麻酔薬を使用しておりますので、
「いや、保険のものと一緒ですよ。」とお返事いたしました。
なぜそのような質問をされるのか、気になったので
「どうしてですか?」と伺ったところ、
「全然痛くなかったから、麻酔の薬も違うのかと思ったので。」
とのことでした。

このような患者様が、たまにいらっしゃいます。
自分としてはどの患者様も同じように麻酔をしております。
表面麻酔をして、そこに注射の麻酔をして麻酔の範囲を広げていき、
麻酔が十分効くように、量を増やしていきます。
もちろん、表面麻酔の種類や麻酔を始める場所、麻酔の注射をする
針の細さや麻酔液を注入するスピードなど、
少し注意点がございますが、自分として一番大きな違いは
麻酔にかける時間であろうと思います。

当院では処置に最低1時間かけさせていただいているので、
歯の麻酔にも十分時間が取れることができ、麻酔が効いている範囲に、
次の麻酔していくことができます。
そのために痛みが少なくできるのではないかと思っています。

それでも
正直に申し上げれば、やはりお痛みを感じさせてしまう
患者様もいらっしゃいます。
当院では、痛みに敏感な方は、十分に注意を払って
麻酔の注射をさせていただきますが、
それでも痛みを感じさせてしまう患者様もいらっしゃるかもしれません。
その際は申し訳ございません。
処置に痛みが伴う場合は、痛みの記憶を残してもらいたくないため
麻酔をさせていただくように説明させていただきます。
アレルギーなどで、どうしても駄目な方はおっしゃってください。
できる限り対応させていただきます。

最近は、どの歯科医院さまも
治療中の痛みに注意していらっしゃるようです。
昔に比べれば、歯科の麻酔がトラウマになってしまう患者様も
少なくなっているのではないかと思います。
それでも稀に、麻酔の注射がトラウマになっている
患者様もいらっしゃいます。

現在、当院では初診料無料にさせていただいております。
その際に、気になること、不安なことをおっしゃって頂けると幸いです。
できる限り対応させていただきます。

今回は、治療前の麻酔について書かせていただきました。
歯科治療に伴う痛みについては、色々な段階で
対応方法がありますが、それについてはまたの機会に。

私は治療に際して、痛みは少ないほうがよいと考えております。
(でもやはり、すべての患者様に完全に痛みのない治療は難しいです。)
より痛みなく治療できるように、これからも
精進してまいります。
今後もどうぞ、よろしくお願いいたします。

坂上デンタルオフィス
院長 坂上 斉

根管治療 専門医院:坂上デンタルクリニック5つの特徴

 

難しい治療も対応可能です。

治療例:他医院で抜歯と診断されたが抜歯を回避できた症例

治療前 治療後
術前レントゲン写真 根管充填後3か月
治療内容について

歯ぐきが腫れてきたため、近くの歯医者さんに行ったところ、「歯を抜くしかない」と言われ、歯を残したいとのことで根管治療専門の当院にご来院頂きました。

初診時には、左下の6番目の歯は外側に、7番目の歯は内側に、腫れやウミの出口がありました。さらに6番目の歯には根管治療で用いる器具が残っておりました(レントゲン写真①)。当院でも難しい処置となり、抜歯となる可能性もありましたが、患者さんと相談し歯を残す方法を試みることとしました。

歯を残す治療を詳しく見る

 

治療例:大臼歯 インプラントに隣接した歯に対して根の治療を行い、抜歯が回避できた症例

治療前 治療後
術前レントゲン写真 根管充填後1年9か月レントゲン写真
治療内容について

患者さんは近くの歯医者さんで「悪い歯を抜いてインプラントにします」と言われたそうです。
一番奥の歯はきれいな被せものが被っていますが、歯ぐきが腫れています。ウミの出口のようなものもあります。
レントゲン写真で見ても、根の先に黒い影があります。この部分は骨が溶けているので、黒く透けて見えます。一本手前の歯はインプラントでした。この歯も抜いてインプラントにした方がよいのでしょうか。インプラント治療はよい選択肢だと思いますが、今回は患者さんと相談し、歯の根の治療により改善する見込みが少しあるかもしれないと判断して、処置を開始しました。

根の治療の流れを詳しく見る

根管治療専門医のよる安心の根管治療【坂上デンタルオフィス】

日付:   カテゴリ:院長ブログ