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お知らせ

歯根端切除術の勉強会に行ってきました。

世田谷区二子玉川にて根管治療専門医院である
坂上デンタルオフィスを開業しております、
坂上 斉です。

毎週月曜日は当院の休診日なのですが、
昨日は、東京医科歯科大学で行われた
歯根端切除術(外科的逆根管治療)の勉強会に参加してきました。

歯根端切除術は通常の根管治療とは異なり、
歯茎を切って歯の根を外側からお掃除する方法です。

通常の根の中のお掃除とはやり方が大きく異なりますから、
専門的な知識が必要です。
昔から行われてきた方法ですが、
1990年代からマイクロスコープ(歯科用実体顕微鏡)や
超音波チップなどを使用することによって
成功率が飛躍的に上がりました!

もちろん当院でもマイクロスコープを用いた
歯根端切除術(外科的逆根管治療)を行っております。
通常の方法でも、歯根端切除術でも感染源を除去することは一緒です。
そのためにマイクロスコープや超音波チップやコーンビームCTを用います。
道具だけ揃えてもでも駄目ですし、
知識だけでもうまくいかないようです。
どちらも大事です。

開業すると他の先生方とのディスカッションが減ってしまいますので、
勉強会に参加して情報をアップデートしたり、ディスカッションしたり
するのが大事かなと思って参加させていただいております。

月に一回の歯根端切除術の勉強会、
わずかずつでも成功率を向上できるように
日々精進していきます。
鋭匙1

坂上デンタルオフィス
坂上 斉

根管治療 専門医院:坂上デンタルクリニック5つの特徴

 

難しい治療も対応可能です。

治療例:他医院で抜歯と診断されたが抜歯を回避できた症例

治療前 治療後
術前レントゲン写真 根管充填後3か月
治療内容について

歯ぐきが腫れてきたため、近くの歯医者さんに行ったところ、「歯を抜くしかない」と言われ、歯を残したいとのことで根管治療専門の当院にご来院頂きました。

初診時には、左下の6番目の歯は外側に、7番目の歯は内側に、腫れやウミの出口がありました。さらに6番目の歯には根管治療で用いる器具が残っておりました(レントゲン写真①)。当院でも難しい処置となり、抜歯となる可能性もありましたが、患者さんと相談し歯を残す方法を試みることとしました。

歯を残す治療を詳しく見る

 

治療例:大臼歯 インプラントに隣接した歯に対して根の治療を行い、抜歯が回避できた症例

治療前 治療後
術前レントゲン写真 根管充填後1年9か月レントゲン写真
治療内容について

患者さんは近くの歯医者さんで「悪い歯を抜いてインプラントにします」と言われたそうです。
一番奥の歯はきれいな被せものが被っていますが、歯ぐきが腫れています。ウミの出口のようなものもあります。
レントゲン写真で見ても、根の先に黒い影があります。この部分は骨が溶けているので、黒く透けて見えます。一本手前の歯はインプラントでした。この歯も抜いてインプラントにした方がよいのでしょうか。インプラント治療はよい選択肢だと思いますが、今回は患者さんと相談し、歯の根の治療により改善する見込みが少しあるかもしれないと判断して、処置を開始しました。

根の治療の流れを詳しく見る

根管治療専門医のよる安心の根管治療【坂上デンタルオフィス】

日付:   カテゴリ:根管治療, 院長ブログ