TOPへ戻る

お知らせ

根管治療の経過2017(2)

今回は、治療後の経過を報告いたします。

矯正治療前の治療として、
左下の小臼歯の治療をご依頼いただきました。

処置前にはウミの出口ができており、
レントゲン写真でも根の先に黒いカゲが見えましたが、
処置後、ウミの出口もなくなり、
4か月で、黒い影も改善してきました。

処置前のお口の中の写真

処置前のレントゲン写真

処置後4か月のお口の中の写真

処置後4か月のレントゲン写真

処置前と処置後4か月のレントゲン写真の比較

処置前後のレントゲン写真を比較すると、処置後のレントゲン写真(右)は根の先の黒い影が少し小さくなっているのが確認できます。このまま経過してくれると良いですが、引き続き経過をみていきます。
根管治療は経過をみていかないと、本当の結果は分かりません。
1年くらいは経過をみさせていただきたいですね。

今回は今のところ、たまたま、うまく治ってきてくれました。

****************************************************

今度の日曜日(3月19日)に40分程度ですが、
若手歯科医師向けに講演会がありまして、
そのため、ブログの更新が滞っております。
講演会が終わりましたら、もう少し更新頻度を上げていきたいです。
気長にお付き合いいただけたら幸いです。

坂上デンタルオフィス
歯内療法専門医 坂上 斉

根管治療 専門医院:坂上デンタルクリニック5つの特徴

 

難しい治療も対応可能です。

治療例:他医院で抜歯と診断されたが抜歯を回避できた症例

治療前 治療後
術前レントゲン写真 根管充填後3か月
治療内容について

歯ぐきが腫れてきたため、近くの歯医者さんに行ったところ、「歯を抜くしかない」と言われ、歯を残したいとのことで根管治療専門の当院にご来院頂きました。

初診時には、左下の6番目の歯は外側に、7番目の歯は内側に、腫れやウミの出口がありました。さらに6番目の歯には根管治療で用いる器具が残っておりました(レントゲン写真①)。当院でも難しい処置となり、抜歯となる可能性もありましたが、患者さんと相談し歯を残す方法を試みることとしました。

歯を残す治療を詳しく見る

 

治療例:大臼歯 インプラントに隣接した歯に対して根の治療を行い、抜歯が回避できた症例

治療前 治療後
術前レントゲン写真 根管充填後1年9か月レントゲン写真
治療内容について

患者さんは近くの歯医者さんで「悪い歯を抜いてインプラントにします」と言われたそうです。
一番奥の歯はきれいな被せものが被っていますが、歯ぐきが腫れています。ウミの出口のようなものもあります。
レントゲン写真で見ても、根の先に黒い影があります。この部分は骨が溶けているので、黒く透けて見えます。一本手前の歯はインプラントでした。この歯も抜いてインプラントにした方がよいのでしょうか。インプラント治療はよい選択肢だと思いますが、今回は患者さんと相談し、歯の根の治療により改善する見込みが少しあるかもしれないと判断して、処置を開始しました。

根の治療の流れを詳しく見る

根管治療専門医のよる安心の根管治療【坂上デンタルオフィス】

日付:   カテゴリ:根管治療, 院長ブログ