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お知らせ

根管治療とは・・・

世田谷区二子玉川にて根管治療を専門に開業している
坂上デンタルオフィスの坂上斉です。

今日は根管治療についてしんみり、
考えてみました。

患者さんは他の歯科医院の先生からご紹介をいただきました。
もともとは自費の白いかぶせ物が入っていました。
(左から2番目の歯です。)
IMG_0423

確かに外から見たら白い歯なのですが、
この歯が長く持つかは歯の根の治療(根管治療)が関わってきます。
この歯の術前のレントゲン写真はこちら↓
(治療した歯は左から2番目)
2015.11.05_#16

申し訳ないのですが、根の治療としては不十分と言わざるを得ません。
一般的にこの部分の歯は根の中の管(根管)は大きなもので3本~4本あります。
しかし、レントゲン写真からは2本しか処置されていません。
確かに高齢の方の歯などでは、すべての根管の処置が難しいこともあります。
しかし、今回はレントゲン写真でも処置すべき根管がうっすら確認でき、
処置されている2本の根管も非常に細くしか処置がされていません。
再根管治療を行うことにより、よりこの歯を長く使うことができると考えられたため、
患者さんと相談し、処置を行うこととしました。

処置を行い、未処置だった根管もきれいにして根管充填前↓
(左が頬側の手前の根っこ、真ん中が頬側の奥の根っこ、右が内側の根っこ)
≪実はこの歯は少し変わった構造物がありましたが、詳しくは後で。≫
スナップショット 2 (2016-04-27 22-30) スナップショット 3 (2016-04-27 22-31)スナップショット 4 (2016-04-27 22-31)

根の中をきれいにして、詰めた(根管充填)後のレントゲン写真が以下です↓
2016.04.27_#16

未処置だった根っこもきちんと処置されています。
以前に行われていた根もきれいに詰めなおしました。
これだったらまだまだ、この歯を使用していただけそうです。

術前                 術後
2015.11.05_#162016.04.27_#16

根管治療は、歯を残す根幹となる治療です。
目には見えませんが、きちんと行うことにより、
歯が健康に長く使用することができます。

これからも皆様の健康に
微力ながら貢献で来たら幸いです。

坂上デンタルオフィス
坂上 斉

根管治療 専門医院:坂上デンタルクリニック5つの特徴

 

難しい治療も対応可能です。

治療例:他医院で抜歯と診断されたが抜歯を回避できた症例

治療前 治療後
術前レントゲン写真 根管充填後3か月
治療内容について

歯ぐきが腫れてきたため、近くの歯医者さんに行ったところ、「歯を抜くしかない」と言われ、歯を残したいとのことで根管治療専門の当院にご来院頂きました。

初診時には、左下の6番目の歯は外側に、7番目の歯は内側に、腫れやウミの出口がありました。さらに6番目の歯には根管治療で用いる器具が残っておりました(レントゲン写真①)。当院でも難しい処置となり、抜歯となる可能性もありましたが、患者さんと相談し歯を残す方法を試みることとしました。

歯を残す治療を詳しく見る

 

治療例:大臼歯 インプラントに隣接した歯に対して根の治療を行い、抜歯が回避できた症例

治療前 治療後
術前レントゲン写真 根管充填後1年9か月レントゲン写真
治療内容について

患者さんは近くの歯医者さんで「悪い歯を抜いてインプラントにします」と言われたそうです。
一番奥の歯はきれいな被せものが被っていますが、歯ぐきが腫れています。ウミの出口のようなものもあります。
レントゲン写真で見ても、根の先に黒い影があります。この部分は骨が溶けているので、黒く透けて見えます。一本手前の歯はインプラントでした。この歯も抜いてインプラントにした方がよいのでしょうか。インプラント治療はよい選択肢だと思いますが、今回は患者さんと相談し、歯の根の治療により改善する見込みが少しあるかもしれないと判断して、処置を開始しました。

根の治療の流れを詳しく見る

根管治療専門医のよる安心の根管治療【坂上デンタルオフィス】

日付:   カテゴリ:根管治療, 院長ブログ