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お知らせ

カテゴリ: 院長ブログ

先週の土曜日、日曜日は講演会のお手伝い。

世田谷区二子玉川にて
根管治療を専門に開業しております、
坂上デンタルオフィスの坂上斉です。

先週末の土曜日は私が参加している
『歯内療法症例検討会』の実習コースを行い、
日曜日は『第11回 歯内療法症例検討会』が開催されました。

私は土曜日は実習のお手伝いを行い、
日曜日は座長をさせていただきました。

土曜日は、根管治療の入りの部分、
ファイル(根の治療をするときに用いる器具)を入れる前の
下準備の実習を
一日かけて行いました。
色々な歯で行ったので、非常に疲れましたが、
参加者の先生方が徐々に習熟していくのを目の当たりにし、
実習コースを行った甲斐があったな、と思いました。

日曜日は、半年に一度行っている、
『歯内療法症例検討会』という会で
もう、11回目になります。
毎回、発表してくださる先生や、
今回初めて発表された先生など、
様々な先生方によって、
バラエティーに富んだ発表が行われました。

私が座長の時の
志賀千尋先生のご発表は
スリランカとモンゴルにおける、
日本の歯科医療の国際貢献についての発表で、
大変感銘を受けました。
私も少しでもご協力できたらと思いました。

『歯内療法症例検討会』は半年に一度行われており、
その際にはクリニックを休診にさせていただいております。
土日の診察日が少なくなってしまい、申し訳ございませんが、
ご理解の程、よろしくお願い致します。

 

坂上デンタルオフィス
歯内療法学会専門医
坂上 斉

根管治療専門医による精密根管治療【坂上デンタルオフィス】

日付:  カテゴリ:講演会, 院長ブログ

日曜日は休診させていただきました。

世田谷区二子玉川にて
根管治療を専門に開業させていただいております、
坂上デンタルオフィスの坂上斉です。

先日の日曜日は
医院を休診させていただき、
厚木にて根管治療についての講演をさせていただきました。

根管治療に興味のある先生方に集まっていただき、
色々なトピックについて
簡単にお話しさせていただきました。

どの先生も根管治療に興味を持っている先生方でしたので、
講演後も色々な質問や感想をいただき、
私も勉強になりました。
また、このような機会をくださった、
業者の方にも感謝致します。

実は、来週も講演会があり、
週末の診療ができません。
患者さんにはご迷惑をお掛けしますが、
ご了承いただけたらと思います。

坂上デンタルオフィス
歯内療法専門医
坂上 斉

根管治療専門医による精密根管治療【坂上デンタルオフィス】

日付:  カテゴリ:お知らせ, 講演会, 院長ブログ

日本歯内療法学会へ参加致しました。

世田谷区二子玉川にて
根管治療を専門に開院しております、
坂上デンタルオフィスの坂上です。

7月22日(土)、23日(日)はクリニックを休診にして、
第38回日本歯内療法学会学術大会に
参加させていただきました。
専門医の資格をいただいているので、
参加は義務のようなものですが。

この学会には10年以上参加させていただいているのですが、
近年は参加される歯科医師が増えてきており、
歯内療法、根管治療の関心の高まりを感じます。

韓国から参加の先生方や、
私の大学の同期や後輩の先生も発表されており、
みんなで盛り上げていこうという気概を感じました。

最終日には根管治療で用いられることも多い、
CT(CBCT:コーンビームCT)に関しての
シンポジウムがあり、
撮影のコツや、診断に際しての注意点などについて
解説頂きました。
当院でもCTを導入しているので、
非常にためになりました。

土日と2日間もお休みをいただき
申し訳ございません。
その分、今後の治療に役立てて
行きたいと思います。

また現在、予約が混みあっており
特に土日の予約は先になってしまいます。
土日をご希望の新患の方にはご迷惑をお掛けしますが
ご了承ください。

坂上デンタルオフィス
歯内療法専門医
坂上 斉

根管治療専門医による精密根管治療【坂上デンタルオフィス】

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当院での根管治療(5)

世田谷区二子玉川にて
根管治療を専門に開業しております
坂上デンタルオフィスの坂上 斉です。

今回は前歯の根の治療が終了した患者さんの経過報告です。

左から2番目の歯の根の先に黒いカゲがあります。
根の先で炎症が起こっているようです。

炎症の原因は根管の中の細菌なのですが、
お近くの歯医者さんでは、
「根管が見つからない!」
とのことで来院いただきました。

レントゲンで見ると
確かに根管は細くなっております。
また、少し違うところを削ってしまっているようです。

根管が細くなっていても、
解剖学的な形態や
根管をマイクロスコープで確認し、
色の違いなどを見ながら削っていくと、
正しい根管を見つけだすことができます。

正しい根管を見つけたら、
キレイにお掃除して詰めていきます。

正しい根管の根の先まできちんと詰まっています。

そして3か月経過した後のレントゲン写真です。

根の先の黒いカゲが小さくなっています。
このまま順調に治ってくれるとよいですね。

 

***** お知らせです *****

4月と5月は木曜日が休診日でしたが、
6月の2週目以降は通常通り
月曜日と水曜日が休診日となります。
ご迷惑をお掛けしてすみません。
よろしくお願い致します。

坂上デンタルオフィス
日本歯内療法学会 歯内療法専門医
坂上 斉

根管治療専門医による精密根管治療【坂上デンタルオフィス】

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当院での根管治療2017(4)

世田谷区二子玉川にて根管治療を専門に開業しております、
坂上デンタルオフィスの坂上斉です。

当院で行った治療の経過をご紹介させていただきます。

患者さんは、右上の歯に鈍痛があったようですが、お近くの歯医者さんでは、
「ポスト(土台)が大きいので根管治療ができない!」と言われ、処置を躊躇されておりました。


左から3番目の歯の根の先に黒いカゲがあり、根に問題があることが確認できます。
確かに土台の金属が大きく削って入っており、土台を外すのはリスクがあります。

当院では、根の治療の際に、
かぶせ物や土台を外して通常と同じように根の治療をする方法と、
かぶせ物や土台を外さずに手術で根の治療をする方法の
両方を行うことができますので、患者さんに両方の方法の
リスクとメリットをお話して相談しながら治療方法を決定していきます。

今回は、『金属の土台を外して治療してほしい!』とのことでしたので、
金属の土台を外して治療を行いました。
もちろん、マイクロスコープを使いながら、歯のなるべく削らずに治療を行いました。


↑根管治療後のレントゲン写真
金属を外して、余計なことろはあまり削らずに、根の治療が行われているのが確認できます。

そして、土台を入れて、仮歯にして経過をみていきました。


↑3か月後の経過のレントゲン写真
根の先の黒いカゲが小さくなっているのが確認できます。
右上の鈍痛も改善し、仮歯で何も気にせずに食事ができているようです。
最終的なかぶせ物をお願いしてもよさそうです。

今回は、かぶせ物や土台を外して治療を行いましたが、
大きく入っている土台を外すのはリスクがあります。
〔歯の残りが極端に少なくなってしまう〕
〔土台を外すときに歯が割れてしまう〕
〔土台を外すときに歯の根に穴が開いてしまう〕など、

今回はたまたま、うまくいきましたが、
一度行った根の治療のやり直しは、どうしてもリスクが伴います。
今回も現実的には、以前よりも歯の根の部分がわずかに薄くなってしまいます。
よって、手術による治療も検討しましたが、相談の結果、
このような治療方法を選択いたしました。
リスクのあった歯ですから、
この歯はかぶせ物をしていただいた後も、
経過をみていきたいと思っております。

坂上デンタルオフィス
日本歯内療法学会 歯内療法専門医
坂上 斉

根管治療専門医による精密根管治療【坂上デンタルオフィス】

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トライオートZX2の動画を追加しました。

世田谷区二子玉川にて根管治療を専門に開業しております、
坂上デンタルオフィスの坂上です。

先日、新たに導入した
トライオートZX2(Tri Auto ZX2)の使用動画を
作成しました。

以下のリンクでご確認ください。
https://youtu.be/S0YpwmfK2Gk

ゴールデンウィーク中ですが、
5月6日、7日は診療しております。
皆様、よいゴールデンウィークをお過ごしください。

坂上デンタルオフィス
日本歯内療法学会 歯内療法専門医
坂上 斉

根管治療専門医による精密根管治療【坂上デンタルオフィス】

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新しい機材が導入されました(トライオートZX2)

世田谷区二子玉川にて根管治療を専門に開業しております、
坂上デンタルオフィスの坂上斉です。

先日、根管治療用の新しい機材を導入致しました。

 

 

 

 

これは歯の根の中(根管)をキレイにする時に使用する
ニッケルチタン製ファイルを使用する際に用いるものです。

 

ニッケルチタン製ファイルは、
ステンレススチール製ファイルと比較し、柔軟性に富み、
根管の本来の形態を維持したまま、根管内をキレイにすることができます。

しかし、ニッケルチタン製ファイルは急に折れてしまうことが問題でした。

そこでこの新しい機材により、
回転する際のトルクを管理し、回転に変化を加えることにより、
さらに折れにくく、簡単に、より安全に
根管をキレイにすることができるようになりました。

開発段階から評価が高かったので、
一般発売が開始されてすぐに
注文し、先日、納品されました。

 

しかし、この機材を使用しても
治らない症例はたくさんありますし、
実際、どのくらい治療成績が向上するかは
不確定です。

しかし、今まで以上に
ファイルが折れにくく、安全に使用できるようになればと思い
導入に踏み切りました。

根管治療を通じて、
皆様のお口の健康に寄与することができるように
これからも診療を行ってまいります。
よろしくお願い致します。

坂上デンタルオフィス
日本歯内療法学会 歯内療法専門医
坂上 斉

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当院での根管治療2017(3)

世田谷区二子玉川にて根管治療を専門に開業しております、
坂上デンタルオフィスの坂上です。
今回は当院を行わせていただいた根管治療をご紹介させていただきます。

右から3番目の歯の根が曲がっています。

初診時のレントゲン写真

『根が曲がっており、治療ができない。抜歯と言われた。』
とのことで来院された患者さんです。
右から3番目の歯は、深くまで歯が削ってあり、
根管治療が必要です。
さらに根が2回曲がっていることが確認できます。

上顎の小臼歯は根が2回曲がっている歯がまれにあります。
今回はそのような患者さんでした。

歯の根は、常に曲がっている可能性があります。
今回は曲がっていることがレントゲン写真で確認できるので、少し注意はしますが
私は根が曲がっていることを常に想定して処置しています。
処置方針が大きく変わることはありません。

根の先まで処置ができていることを確認

通常通り根管治療を行い、
レントゲン写真にて
根の曲がりに沿って根管治療が行われていることを確認した後、
根管充填を行いました。

根管充填後のレントゲン写真(真横から)

根管充填後のレントゲン写真        (少し角度を変えて)

方向を変えてレントゲン写真を撮ると
根の管(根管)にはやや厚みがあることがわかります。

今回のように歯の根の管(根管)は
曲がっていたり、
細くなっていたり、厚くなっていたり、
決して、まんまるで一直線ではありません。
天然の根管の形態を保存することは
根管治療の経過に重要な影響を与えます。

今回はレントゲン写真から
根管治療がやや難しいことが予想されましたが、
丁寧に治療することにより
抜歯せずに、歯を残すことができます。

微妙な違いで分かりにくいのですが、
小さなことに気を付けて治療を行っております。

坂上デンタルオフィス
日本歯内療法学会 歯内療法専門医
坂上 斉

根管治療専門医による精密根管治療【坂上デンタルオフィス】

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2017年日本顕微鏡歯科学会

4月14日、15日、16日の3日間、クリニックを休診させていただき、
第14回日本顕微鏡歯科学会に参加してまいりました。

毎回新しい発見があります。
今回は根管治療、歯内療法以外のことも学べて
とても勉強になりました。
特にマイクロスコープを用いた、
キレイな歯周外科治療の症例をたくさん拝見させていただき
マイクロスコープの可能性を再発見できました。

業者展示では、
あまりお見掛けしないマイクロスコープも出展されていました。
マイクロスコープ(歯科用実体顕微鏡)は
もともと医科用の物を流用して、歯科でも使用が始まり
今回出展されていたマイクロスコープも
もともと医科用のものを持ってきていました。

作りが大きすぎてちょっと扱いにくそうでした。


クリニックを休診してしまい、申し訳ございませんでした。
その分、
これからの診療に生かしていきたいと考えておりますので、
今後もよろしくお願い致します。

それから、
4月5月は木曜日を休診日とさせていただき、
水曜日を代わりに診療日とさせていただきます。
ご迷惑をお掛けしますが、
よろしくお願い致します。

坂上デンタルオフィス
日本歯内療法学会 歯内療法専門医
坂上 斉

根管治療専門医による精密根管治療【坂上デンタルオフィス】

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院長の執筆した専門書が出版されました。

世田谷区二子玉川にて
根管治療を専門に開業しております、
坂上デンタルオフィスの坂上 斉です。


マイクロスコープを用いた根管治療の特集で、
根管内に残ってしまった破折ファイル
(根の治療で用いる器具が折れて残ってしまったもの)
を取り除く方法について、解説いたしました。


他の先生方がご高名な方々でしたので、ちょっと緊張しましたが、
何とか書かせていただきました。
皆様、ありがとうございます。


臨床の画像(マイクロスコープの画像やレントゲン画像)を多めにし、
なるべく丁寧に解説させていただきました。

破折ファイルの除去は
マイクロスコープの使用以前から行われておりましたが、
マイクロスコープと超音波チップの使用により
圧倒的に進歩しました。
もちろん、当院でも行うことができます。
方法も色々ありますので、
患者さんと相談させていただきながら
方法を決めていくことができます。

また、除去の必要がない場合もありますので、
その旨を説明することもあります。
器具が残っているような場合には
ご相談いただければ、
何かできるかもしれません。

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それから、4月14日から16日まで
日本顕微鏡歯科学会のため
クリニックを休診とさせていただきます。
皆様にはご迷惑をお掛けして申し訳ございませんが、
よろしくお願い致します。

坂上デンタルオフィス
日本歯内療法学会 歯内療法専門医
坂上 斉

根管治療専門医による精密根管治療【坂上デンタルオフィス】

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